NHK文化センターでの連続講座に一区切り♪

縁あってNHK文化センターのカルチャー教室で古代史の連続講座を担当させて頂いておりましたが、それが12月度に終了し、足掛け4年に及ぶ講座に一応区切りを付けることが出来ました。熱心な常連受講生の方々とも知り合いになることができ、楽し講師経験でした♪

『古事記』全般が2年間、文献史学から見た巨大古墳の問題点、『梁書』扶桑国伝、『日本書紀』7世紀部分がそれぞれ半年間の長丁場でした。その間に『風土記』（主に播磨国風土記）等の一日講座も時折含み、幅広いテーマについて、ヤマト王権一元史観ではない新しい多元史観からの見方・考え方を紹介したつもりです。

本ブログでこれまで簡単にコメントしていた内容を含めて、文献に依拠してやや詳しく解説しましたが、いずれ書籍の形で纏めてみたいと思っています。（…いつになることやら…？！）講師が一番勉強して成長すると、しばしば言われますが、その通りになりました。疑問やコメントを賜った受講生の皆様には大変感謝しています。(^_^)　(S.T.)　【2020/12/19】