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やっと夏らしい夕立♪

立秋以降、皮肉なことに、酷暑の日が続いている神戸地方ですが、昨日の夕方に雷鳴を伴う激しい驟雨がありました。庭の水撒きにも少々疲れて嫌気が差してきていたので、草木にとっても人間にとっても文字通りの慈雨となりました。雷雲が通り過ぎた後には夕闇前の茜色が薄く広がり、幻想的な空となりました。

夕立や 夕貌(ゆふがほ)棚の 雫落つ  碧梧桐

子供の頃、夕立の去った後に、糸瓜や胡瓜の蔓が絡みついた庭先の棚の下で、落ちてくる雫で遊んでいたことを、優しい母の笑顔と伴に、ふと思い出しました。(S.T.) 

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